肌の老化を強調してしまう『シミ』の悩み。
一度できるとスキンケアでは解決できないため、レーザーで一気に除去したいと考える方も多いですよね。
前々からシミが気になっているけど、レーザーは痛みや副作用が怖くて…
そんな方にはピコレーザーがおすすめですよ。気軽に受けやすくなってしっかりと効果も期待できるレーザー治療です。
今回はピコレーザーの効果やダウンタイム経過について、詳しく解説します。
▼この記事に書いていること
ピコレーザーの種類や家庭用ピコレーザーについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ピコレーザーとは|種類は?
ピコレーザーとは、従来のナノレーザーに比べて非常に短いパルス幅(照射時間)で照射できるレーザーで、シミ・くすみ・色素沈着の改善として効果的な治療法です。
従来から用いられる一般的なナノレーザーは、痛みや肌ダメージが大きいことがデメリットでした。
パルス幅が短いピコレーザーなら熱発生を限りなく抑えられ、レーザー治療のリスクを最小限にとどめることができます。
- ナノレーザー
→照射時間がナノ秒(10億分の1秒)単位 - ピコレーザー
→照射時間がピコ秒(1兆分の1秒)単位
レーザーのパルス幅が短いと、小さな色素に対してより強いエネルギーを与えられ、細かいシミや完全に消し去ることが難しかったタトゥー色素にもアプローチ可能です。
治療回数も従来の半分程度と少なくなり、費用節約にも繋がります。
低コストでシミ取り治療ができるのは、非常に魅力的ですよね。
ピコレーザーはより繊細な治療が得意なので、美しい仕上がりを目指す方にもおすすめですよ。
そして、ピコレーザーには用途に合わせて3種類の治療方法があります。
- トーニング
- フラクショナル
- スポット
次は、これらの違いを詳しくご紹介します。
トーニング
ピコトーニングに効果的な悩みはこちらです。
ピコトーニングは、低出力のレーザーを広範囲に照射する方法です。
レーザーを肝斑に当てると、通常は強い刺激によって色が濃くなり悪化してしまうリスクが高まります。
しかしピコトーニングの場合、低出力で少しずつメラニンを分解し排出させるため、肝斑の改善治療としておすすめです。
また、くすみやアトピーの色素沈着など、顔全体の黒ずみをトーンアップしてくれる効果も期待できます。
フラクショナル
ピコフラクショナルに効果的な悩みはこちらです。
ピコフラクショナルとは、点状に集中したエネルギーを肌の深層部に照射する方法。
皮膚表面にはほとんどダメージを与えず、深部にだけ働きかけてくれるのが特徴です。
真皮内のコラーゲンを増やして弾力をアップさせることで、毛穴の開きや小ジワなど肌表面の凹凸をなめらかに整えます。
従来のCO2フラクショナルレーザーよりも、痛みやダウンタイムが比較的少ない方法ですよ。
スポット
ピコスポットに効果的な悩みはこちらです。
ピコスポットは、高出力で狭い範囲に集中してレーザーを照射する方法です。
濃いシミやほくろなど改善したい部分がはっきりした悩みを、一気にピンポイントで除去していきます。
痛みやダウンタイムはありますが、ピコレーザーの中で最も確実性・即効性が高いのがピコスポットです。
ピコスポットは、メニュー表に「ピコショット」や「シミ取り」と表記されていることもあります。
design beauty clinicはカウンセリングを看護師さんが行うため、不要な施術を勧められることがなく本当に必要な施術・治療を提案してくれるので安心ですよ。
ピコレーザーのメリット&デメリットまとめ
ピコレーザーの気になるメリット・デメリットについて、ご紹介しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
①毛穴に効果的 ②ほくろ除去ができる ③シミ・色素沈着に効果的 ④タトゥー除去が可能 ⑤そばかす・肝斑に効果的 |
①痛みがある? ②水ぶくれができる? ③シミが消えない? |
ピコレーザーは痛みやダウンタイムが少ないため、治療できる幅が広くより汎用性が高いことがメリット。
中でも、つらいシミ取り治療をもっと気軽にしたい方、肝斑の改善を望む方、タトゥー除去をスピーディーに完了させたい方に優位なレーザー治療です。
従来のナノレーザーのデメリットがないわけではありませんが、肌へのダメージと副作用が軽く、比較的手軽に受けられるようになっています。
ピコレーザーは治療時間もダウンタイムも短いので、現代の忙しい方にとってまさにぴったりの治療ですね。
ピコレーザーのメリット
ピコレーザーのメリットをお伝えします。
②ほくろ除去ができる
③シミ・色素沈着に効果的
④タトゥー除去が可能
⑤そばかす・肝斑に効果的
こちらの5つのメリットについて、詳しくみていきましょう。
①毛穴に効果的
ピコレーザーは、毛穴の悩みに効果的です。
特におすすめしたいのは、毛穴の開きや黒ずみが気になっている方。
ピコフラクショナルによるコラーゲン生成効果や、ピコトーニングのメラニン還元効果によって、毛穴を目立ちにくくキレイに仕上げることができます。
②ほくろ除去ができる
ピコレーザーは、ほくろ除去にも効果的です。
無数にある小さいほくろをすっきり除去したい場合、皮膚を削り取る炭酸ガスレーザーは肌のダメージが気になりますよね。
ピコスポットでほくろ除去すると、皮膚表面を削らず美しく仕上げることができますよ。
傷跡も残らずダウンタイムが少ないので、顔に細かいほくろが多い方にはとってもおすすめです。
③シミ・色素沈着に効果的
ピコレーザーは、シミや色素沈着の改善に効果が高い治療です。
シミ取りに使用できるレーザーは他にも数多くありますが、ピコレーザーはその中でも最も先進的な種類。
狙ったシミや色素沈着のメラニン色素をしっかりと破壊しながら、周辺組織へのダメージが少ないのが魅力です。
赤みや痛みなどのダウンタイムが心配な方も、ピコレーザーなら安心して治療を受けられるでしょう。
④タトゥー除去が可能
ピコレーザーは、タトゥー除去(刺青除去)をしたい方にもおすすめです。
レーザーによる治療でタトゥーを取り除く場合は、長期間にわたって施術する必要がありどうしても費用がかかりますよね。
また皮膚の深い層に入れた色素や、レーザーが反応しにくいカラーもあり、キレイに取りきれないケースもあります。
一方ピコレーザーは、治療回数が少なく済むうえマルチカラーに対応。
従来のレーザーでは対応できなかったタトゥーも、スピーディな除去が可能です。
アートメイクを万が一失敗してしまった場合も、ピコレーザーなら早くキレイに除去できますよ。
⑤そばかす・肝斑に効果的
ピコレーザーは、シミ・そばかすと肝斑が混在している方にも効果的です。
これまでの肝斑治療は、悪化のリスクを考えると基本的にレーザーは不向きで、通常のシミ・そばかすとは別々の治療が必要でした。
ピコレーザーであれば肌への刺激がマイルドなため、肝斑を悪化させる可能性が低くなっています。
肝斑に効果的なトーニングと、シミ・そばかすを除去するスポットの併用も◎。時短かつクオリティの高い仕上がりが期待できますよ。
ピコレーザーのデメリット
ピコレーザーのデメリットをお伝えします。
②水ぶくれができる?
③シミが消えない?
3つのデメリットを詳しくみていきましょう。
①痛みがある?
ピコレーザーは、従来よりもレーザー特有の痛みが少ないと言われています。
フラクショナルや、ピコスポットでは麻酔を使うことがほとんどですので、大抵の方は我慢できるほど。
トーニングはほとんど痛みがなく、輪ゴムで弾かれるくらいの体感です。
ただ、出力やシミの大きさによって痛みを強く感じる場合も。心配な方はあらかじめカウンセリングで相談しましょう。
②水ぶくれができる?
ピコレーザーは従来に比べると肌ダメージが穏やかなので、水ぶくれができる可能性は低いです。
ただしタトゥー除去や濃いめのシミなどで出力設定を強めにした場合は、結果的に負担が大きくなるため水ぶくれができることもあります。
ピコレーザーによって水ぶくれができても痕が残ることは少ないです。化膿止めの軟膏を塗りガーゼでおさえて経過観察してください。3〜7日程度で治ります。
大きく腫れてしまい痛むときはクリニックへ連絡し、医師の指示に従いましょう。
水ぶくれがつぶれたら、表面の薄い皮膚は無理にはがさないことも大切です。
かさぶたのように傷口を保護してくれますよ。
③シミが消えない?
ピコレーザーは、1回の治療ではキレイにシミを消すことができない場合があります。
スポット照射でシミを除去する場合、1〜2回の治療が必要です。
従来より治療回数が少ないとはいえ、ターゲットとなるシミの濃さやタイプによっても回数は異なります。
また施術後は肌のターンオーバーで破壊したメラニン色素が自然と外へ排出されるため、施術後1ヶ月後くらいが本来の効果の目安です。
1回目の施術で消えるシミも多いですが、満足度を高めたい場合は必要に応じて2回目も検討してみてくださいね。
ピコレーザーの値段は?
大手美容クリニックを参考に、ピコレーザー3種類の治療にかかる値段相場を調べました。
- トーニング|約1〜5万円
- フラクショナル|約3〜7万円
- スポット|クリニックによって異なる
ピコレーザーでできる治療それぞれの平均相場は、このようになっています。
スポット照射は取り扱い院によって料金設定がまちまちで、照射範囲ごとの料金だったり「◯個まで取り放題」という場合も。
公式サイトではどの程度の値段になるか分かりにくいこともありますので、カウンセリングでよくご確認ください。
初回やモニターは割引になっていることもあるため、値段が気になる方は活用するとよいでしょう。
design beauty clinicはカウンセリングを看護師さんが行うため、不要な施術を勧められることがなく本当に必要な施術・治療を提案してくれるので安心ですよ。
ピコレーザーの効果は?
ピコレーザーの治療で得られる効果をご紹介します。
- シミ・そばかすの改善
- ニキビ跡・傷跡・色素沈着の改善
- 肝斑・くすみの改善
- 毛穴の開き改善
- ほくろ除去
- タトゥー・アートメイク除去
- ハリ・弾力アップ
- 小ジワ改善
続けて治療されている方は、スキントーンが明るく綺麗になっている印象がありますよ。(個人差があります)
ピコレーザーは、年齢を重ねると増えていくあらゆる肌の黒ずみや凹凸を取り除く効果が期待できます。
肌のアラが多いとどうしても老けた印象を与えがちですので、ピコレーザーで丁寧に治療して、均一な透明肌を手に入れましょう。
基本的にシミ取りや美白目的として使われることが多いですが、なりたい肌に合わせて種類を使い分けることでトータルケアも可能です。
違いを簡単にまとめると、以下のようになります。
- シミ取りなら「ピコスポット」
- 透明感アップなら「ピコトーニング」
- エイジングケアなら「ピコフラクショナル」
これらの種類をミックスさせた施術を提供しているクリニックもあります。お悩みのレベルに沿ってお選びください。
効果はいつから?
ピコレーザーの効果が得られるのはいつからですか?
1回目で肌のトーンアップを感じられる方も多いですが、繰り返し治療するとよりきれいな仕上がりが期待できます。
ピコレーザーは1回の治療効果が大きいので、トータル回数をおさえることができます。
とくにナノレーザーと比べて効果の違いが明らかなのは、タトゥー除去の場合。
通常は長期間の治療が必要になることが多いタトゥー除去も、ピコレーザーを使用すると効果が早くあらわれるため、大変満足度が高いです。
回数はどれくらい?
ピコレーザーで必要な治療回数は、一体どれくらいなのでしょうか。
メニューごとの目安を見てみましょう。
▼ピコレーザーの回数目安
- トーニング|5〜10回
- フラクショナル|3〜5回
- スポット|1〜2回
シミの濃さや施術時の出力設定によっても効果の出方は違います。
できるだけ少ない回数で効果を出したい場合は、かさぶたができるくらいしっかり照射した方が1回あたりの改善スピードも早いでしょう。
逆にかさぶたができないマイルドな照射なら回数はかかりますが、ほとんどダウンタイムがなくシミを薄くすることもできます。
予算やライフスタイルに合わせてご相談ください。
間隔・頻度は?
つづいて、ピコレーザーの治療の間隔や頻度についてお伝えします。
▼ピコレーザーの間隔・頻度
- トーニング|2〜4週間ごと
- フラクショナル|2〜4週間ごと
- スポット|2〜3ヶ月ごと
ピンポイントに強力なレーザーを当てるピコスポットは肌の負担が大きいため、高い頻度で治療することはできません。
1回の照射でシミが残っても、同一箇所への照射は2〜3ヶ月あけてから再照射するのが正しい通い方です。
対してトーニングとフラクショナルは広範囲の肌質改善が目的なので、間隔を空けすぎずに継続するとより効果的となります。
ピコレーザーに副作用はある?
ピコレーザーの副作用をチェックしていきます。
- かさぶた
- 赤み・腫れ
- 水ぶくれ
- かゆみ
- 肌荒れ
- 炎症後色素沈着(PIH)
ピコレーザーは基本的には副作用が少ないですが、上記のような症状があらわれることがあります。
施術の種類や肌質によって異なるでしょう。
また、一部の方は体質によりピコレーザーが受けられませんので、あらかじめご確認ください。
炎症後色素沈着(PIH)って?
ピコレーザーは、治療後に炎症性色素沈着(PIH)を生じることがあります。
治療してもまたシミができるの…?
炎症性色素沈着(PIH)は、通常時間が経つと共に自然に消えますので大丈夫ですよ。
レーザー後に炎症性色素沈着(PIH)があらわれた場合、いずれ消えるものなのでまずは経過観察することがおすすめです。
ただし炎症が強かったり範囲が広いと、綺麗に消失するまでに数ヵ月、1年とかかるケースも。
その場合はハイドロキノン・トレチノイン療法や内服、再度ピコレーザーで治療することも可能です。
炎症後色素沈着(PIH)を予防するためにも、治療後の紫外線対策はしっかり行ってくださいね。とくにかさぶたが取れた後は要注意です。
ピコレーザーのダウンタイム|経過は?
ピコレーザーのダウンタイム経過について、詳しくみていきましょう。
トーニングとフラクショナルで治療した場合の、ダウンタイム経過を例にご紹介します。
施術当日(1日目) | 腫れ・赤み・ひりつき・内出血など |
---|---|
3日目 | 赤みや炎症がおさまり茶色っぽく変化 シミが濃くなったように見える |
1週間後 | 所々かさぶたになる |
2週間後 | かさぶたが綺麗になくなる |
4週間後 | ターンオーバーと共にシミが薄くなる |
一方ピコスポットでシミ取りをした場合は上記よりも長期間のダウンタイムとなり、完全に症状が治まるまでに3〜6ヶ月程度かかります。
また通常のレーザー治療は必ずテープ保護をしますが、ピコレーザーは肌の負担が少ないことからクリニックによって対応が異なります。
治療後の過ごし方は、医師の指示に従ってください。
もし可能なら施術後1週間程度テープ保護した方が、紫外線を防げるため安心ですよ。
メイクは当日から施術箇所以外OKです。治療後は肌が敏感なため洗顔はやさしく行い、保湿重視のスキンケアに。日中はUVケアを徹底してくださいね。
直後は赤みが出る?
ピコレーザーの治療直後は、肌にほんのりと赤みが出る可能性があります。
数日以内に治りますので、マスクやメイクでカバーしてお過ごしください。
内出血が起こる?
ピコレーザーは、治療後のダウンタイムで稀に内出血が発生する可能性があります。
これはレーザー照射直後〜翌日にかけて出やすい「点状出血」というものです。
1週間ほどで消えますので、ご安心ください。
ピコレーザーペンは危険!家庭用(セルフ)は失敗する?
ピコレーザーを検討中の方で、家庭で気軽にできる方法はないかと探している方もいるかもしれません。
実際、ネット上には家庭用のレーザーペンが多く存在しています。
結論からお伝えすると、セルフのレーザーペンは効果が得られないどころか非常に危険です。失敗の危険性が高いので、皆さんは絶対に利用しないでください。
本来ピコレーザーのような強いエネルギーを安全に発生させるためには、構造上とても大きな機械である必要があります。
それにも関わらずあたかも医療レベルの効果があると思わせ、実態不明な製品を販売する悪質な業者も少なくないのです。
ピコレーザーは、あくまで医療機器です。
家庭用はもちろんエステでもコース提供されることはなく、法律上厳しく制限されていますので、絶対に利用しないよう注意してください。
【Q&A】ピコレーザーのよくある質問
ピコレーザーのよくある質問について、まとめてご紹介します。
ピコレーザーはかさぶたにならない?
ピコレーザーは、従来のナノレーザーと比較するとかさぶたになりにくいです。
ただし、肌質やシミの種類による個人差、施術時の出力設定によっても結果は異なります。
かさぶたができるのを避けたい方は、カウンセリングで相談して自分に合った治療方法で行うことも可能ですよ。
ダーマペンとピコレーザーどっちを選ぶべき?
ダーマペンとピコレーザーで、どっちの治療を選ぶか悩まれている方もいるでしょう。
双方メリットとデメリットがあり、人によって合う治療法は異なります。
シミや美白目的ならピコレーザーが断然おすすめです。
スポット照射でシミやニキビ跡を除去したり、トーニングで肝斑を改善したりと、一人ひとりに合った方法でメラニン色素へアプローチ可能です。
一方ダーマペンは自然治癒力を応用し、肌質改善に有効な治療法ですので、ハリ艶の改善や毛穴が目立ちにくくなるなど、顔全体の美肌感を高めます。
ダーマペンはメラニンに対する効果は期待できないため、医師のカウンセリングで肌の適性を判断したうえで、どちらかの治療を選択することが多いです。
Qスイッチヤグレーザーとの違いは?
ピコレーザーとQスイッチヤグレーザーは、レーザーの種類が異なります。
ピコレーザーは新しいタイプのレーザーなので、それと比べるとQスイッチヤグレーザーは旧型。
ただし必ずしもピコレーザーが優れているということはなく、シミのタイプによって適性が異なります。
どっちがいいかはケースバイケースです。患者さんの予算や生活スタイル、理想の仕上がりによって選択します。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)への効果は?
ピコレーザーは、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)への改善効果も期待できます。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療は、深い層にアプローチしながら色素沈着のリスクを低減できる治療が望ましいため、ピコレーザーは有効と言えます。
ピコレーザーならスポット照射でも、従来機より肌の負担をおさえることが可能です。
ADMは治療回数がかかりますが、適切な方法で一度改善すると再発の可能性は非常に低いと言われています。
なお、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は内服やレーザートーニングによる治療では効果がなく、誤診によって解決に至らない場合もあります。
妊娠中・授乳中でもできる?
ピコレーザーは、妊娠中・授乳中の方に施術することはできません。
非常にメラニンが活性化している時期ですので、ピコレーザーで刺激することでかえって悪化させてしまうこともあるからです。
授乳期を終えてから、クリニックへご相談ください。
シミや色素沈着がとくに目立ちやすく悩ましい期間ですが、まずは経過観察することがおすすめですよ。UV対策と肌の摩擦に気をつけて過ごしましょう。
まとめ
今回は、ピコレーザーの効果やダウンタイム経過についてご紹介しました。
あらためてこの記事のポイントを確認しましょう。
- ピコレーザーはパルス幅の短いレーザー
- 従来よりダウンタイムや痛みが少ない治療
- トーニングは、透明感アップや肝斑の改善
- フラクショナルは、たるみや毛穴の開きに
- スポットは、シミやタトゥー除去に
- メニューによって価格帯や通い方が違う
- 家庭用のピコレーザーは危険
ピコレーザーはこれまでのレーザーのデメリットを軽減し、シミや肝斑で悩む皆さんにとって取り入れやすい治療を実現しました。
「痛い・怖い・ダウンタイムがきつい」というレーザー治療のイメージが、ピコレーザーで一変するかもしれません。
ダウンタイムが心配でレーザー治療を諦めていた方は、一度クリニックでカウンセリングを受けてみることがおすすめです。
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クリニック情報 | |
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電話番号 | 06-6743-4652 |
住所 | 大阪府大阪市北区茶屋町15-8 茶屋町ビル2階 |
営業時間 | 平日・休日10:00〜17:00 |