【目の下のたるみ】クマ取り整形のダウンタイムは？方法・手術の値段について

目の下のクマやたるみは、クリニックで意外と簡単に治療できることをご存知でしょうか？

実は二重整形のような重いダウンタイムの心配がないので、ライフスタイルはそのままに、あなたも目の下のクマをすっきり解消できるかもしれません。

今回は年齢・性別問わず人気の高い、クマ取りについてご紹介していきます。

簡単なセルフチェック方法や、施術方法別のメリット・デメリットにも触れています。

メイクでは隠せない目の下のたるみやふくらみ、頑固なクマに悩んでいる方は、この記事を参考にクマ取り治療について学んでいきましょう。

目の下のクマ取りの方法とは？

目の下のクマは、美容クリニックでクマ取り施術を受けることで改善可能です。

クマ取りの方法は大きく分けて3つの種類があり、クマの原因に合わせた最適なメニュー選びが大切。

まずは自分のクマの種類と、それぞれの施術方法についてチェックしてみましょう。

▼クマの主な種類

▼クマ取りの主な方法

クマはセルフチェックと生活習慣などを振り返ることで、自分でもある程度原因を探ることができますが、複数の原因が混在したクマの方も多くきちんと区別することは難しいでしょう。

混在するクマは、その原因にひとつずつ対処することが必要となります。

クリニックで医師に相談すると、クマの原因や対処法を知ることができ、クマ解消への近道になりますよ。

①レーザー治療

クマ取りのひとつ、レーザー治療について詳しくみていきましょう。

レーザー治療によるクマ取りは、主に茶クマへの改善効果が高いです。

▼レーザー治療のメリット・デメリット

茶クマはメラニン色素の滞留や古い角質が原因でできる色素沈着、いわば目の下のシミの一種。

そのため、茶クマがある方はシミの治療に適したレーザー治療がおすすめです。

レーザー治療はさらに2種類の方法があり、効果の出方に違いがあります。

また、肌のシワやたるみも目立つ場合は、細かいシミが重なり合ってクマの色がより濃く見えてしまうので、たるみ改善治療も同時に行なうといいでしょう。

②再生注射

クマ取りの方法の中でも、比較的手軽なのが再生注射による治療です。

どのクマに対しても軽度の状態なら効果が得られるのが魅力。

▼再生注射のメリット・デメリット

再生注射にも種類がありますが、代表的なものは「PRP」や「培養上清液」と呼ばれる、自分の血液から抽出した成長因子を目の下に注入する施術方法です。

再生注射をすると、生きた細胞の力によって皮膚にハリや弾力が生まれます。

目の下の小ジワ・たるみ・くすみへの効果が得られ、その結果クマを改善することができるのです。

ただし眼窩脂肪のふくらみが大きい方は、脂肪を取り除かないと十分な効果が実感できないケースもあり、状態をしっかり見極めることが大切となります。

③目の下の脂肪取り（脱脂術）

クマの中でも改善が難しい黒クマ（影クマ）に効果の高い方法が、「脱脂術」と呼ばれる目の下の脂肪取りです。

目の下のふくらみやへこみを引き起こしている眼窩脂肪を、下まぶたの裏側から取り除くことでふくらみを元から解消します。

▼脱脂術のメリット・デメリット

眼窩脂肪は、もともと眼球の下にありクッションの役割を担っています。

しかし、加齢で周辺の筋肉がゆるむと眼球を支えきれず脂肪が外に押し出されてしまい、下まぶたにふくらみが形成されるのです。

脂肪取りはとくに施術者の技量が問われるため、ご自身が信頼できる医師を見つけることが大切ですよ。

ただし、経験や知識が豊富な医師を選べば失敗するリスクが少ないので、まずはカウンセリングを受け信頼できる医師かどうかを確認しましょう。

クマ取りのメリット&デメリットまとめ

クマ取りのメリット・デメリットを紹介します。

クマ取り脱脂術を行なうと、クマの原因である目の下のたるみやふくらみが目立たなくなり、一気に若々しい印象に変化するでしょう。

これは年齢を重ねてクマが徐々に気になってきた方だけではなく、目の下の脂肪が生まれつき多いことで悩んでいる方にも効果的です。

そして目の下のたるみやふくらみなどの凹凸ではなく、目の下の色が原因でクマができている方（茶クマ・青クマ）は、レーザー治療や再生注射で改善することができます。

クマ取り治療は、このようにクマの状態に合わせて効果的な治療法を選択でき、見た目の改善効果が高いことがメリットです。

デメリットに関して言われるのは、ダウンタイムで表れる症状のこと。

どれも一時的で時間経過とともに治まります。

忙しくて休暇ががとれない方は、一時的でもデメリットに感じるかもしれませんが、中にはダウンタイムを抑えて治療する方法もありますよ。

多彩な施術方法が選べるので、一度クリニックでカウンセリングを受け、自分のクマが適応するかどうか見極めることがおすすめです。

クマ取りのメリット

クマ取りのメリットについて、見ていきましょう。

目の下のたるみが取れる

クマ取りをすると目の下のたるみが軽減されるので、すっきりとした若々しい目元が実現します。

目の下のたるみは眼窩脂肪の押し出しによって脂肪の重みでたるむ場合と、肌のハリ低下により皮膚表面がたるむ場合の、2パターンが考えられます。

脂肪が原因なら目の下の脂肪取りを、ハリ低下が原因なら再生注射による治療が効果的です。

目の下のふくらみがなくなる

クマ取りは、目の下のふくらみ・盛り上がりで悩んでいる方にも適しています。

ここで言う目の下のふくらみとは、涙袋の下がふくらんでいる状態。

ふくらみが大きくなるとせっかくの涙袋が埋もれて目立たなくなり、目元の魅力が失われることにもなるのです。

目の下のふくらみには、突出した眼窩脂肪を適度に取り除く脂肪取り（脱脂術）で効果的に改善できます。

目の下の茶クマや青クマが改善する

クマ取り治療は、茶クマ・青クマにも効果的です。

茶クマは紫外線や目をこする刺激などが原因でメラニンが過剰に発生した状態なので、レーザー治療でシミ・くすみの改善を行なうといいでしょう。

青クマは血行不良や睡眠不足・目の疲れが、皮膚の薄い目の下に表れた状態。

老化とともに皮膚が薄くなってきた方、もともと皮膚が薄い方は、余計に目の下が青く透けて見えてしまうことがあります。

再生注射なら皮膚にハリと厚みをもたらしますので、青クマを目立ちにくくすることも可能です。

クマ取りのデメリット

クマ取り治療のデメリットはこちらです。

目の下が腫れる？

クマ取りの術後は目の下が腫れることがあります。

これはダウンタイムの一種で、腫れた状態が定着することはないためご安心ください。

翌日の腫れは顕著ですが、軽度な場合3日間、長くても1週間位で目立ちにくい状態まで落ち着きます。

目の下が赤い？

クマ取りを行った後は、腫れや内出血によって目の下が赤くなる場合があります。

とくに翌日は目の下が腫れやすいため皮膚の赤みを強く感じるかもしれません。

3〜7日間位を目安に、経過を観察しましょう。

内出血ができる？

クマ取り後は、軽い内出血が出ることがあります。

目の下の脱脂術でクマ取りを行った場合はクマの部分に、再生注射の場合は針穴付近に内出血が出ることがあり、重度の場合は赤や紫色に目立つケースも。

ただしそのような内出血をおこす方は少ないです。

念の為3〜7日程度はダウンタイムがあると仮定して、大切な予定等は控えておくと安心ですよ。

クマケアクリニックの公式サイトはこちら

クマ取りの値段や相場は？

それではクマ取り治療の値段を、各クリニックを元にチェックしていきましょう。

▼各クリニックのクマ取りの値段

※上記は、すべて記事執筆時点の両目の税込料金を記載しています。

目の下のクマはどのような施術方法を選ぶか、またその範囲によっても大幅に料金が異なります。

各施術の相場価格をまとめると以下のとおりです。

【レーザー治療＜再生注射＜脱脂術】というように、整形手術が必要な脱脂術の料金が一番高額になりやすい傾向です。

ただし、一見低価格に見えるレーザー治療と再生注射は一度の治療では足らず、トータル料金が高くなってしまう可能性があります。

脱脂術の費用は？クーポンはある？

目の下の脂肪取り（脱脂術）でかかる費用は20〜40万程度が相場のため、他の方法と比べて費用がかさみ躊躇する方も多いと思います。

コストをできるだけおさえたい方は、クーポンやキャンペーンがあるクリニックを選ぶといいでしょう。

クリニックによってはモニター割や学割・期間限定クーポンなど、お得に治療できる制度があります。

気になったクリニックがあれば、公式サイトをこまめにチェックしておくのが、お得にクマ取り脱脂術を受けるポイントです。

そして他にも、下記のようなクーポンサイトを利用する方法もありますよ。

• くまポン
• ホットペッパービューティ
• キレイパス

予算に合わせて、理想のクマ取りを見つけましょう。

目の下のクマ取りの効果は？

目の下のクマ取り治療で得られる効果について、改めてご紹介します。

目の下のクマは目元だけでなく、顔全体の印象を左右する大きな悩みです。

クマ取りをするだけで多くの目元の悩みを解消に導き、自分の顔により自信を持てるようになるのではないでしょうか。

女性は毎日のメイク時間の短縮にもつながるので、とくにメリットは大きいです。

いつから効果が出る？

▼効果が出るまでの期間

レーザートーニングはマイルドなレーザーを使うため痛みやダウンタイムが少ないですが、少しずつ肌の色をトーンアップさせていくので、2週に1度のペースで5〜10回位定期的に通うことが必要です。

また、再生注射は成長因子が時間をかけて効果を発揮する特徴があるため、効果が最大化するのは約3ヵ月後となります。

20代でも効果はある？

クマ取りは、20代の方にも効果があります。

青クマは血行不良や目の疲れで表れるので年齢は関係なく、メラニンが原因の茶クマも20代で発生する可能性はあります。

そしてクマができやすいかどうかは遺伝的要因も関わっていて、とくに眼窩脂肪が生まれつき多い方は、20代でも目の下がふくらんで老けた印象に見えてしまうことが。

したがって20代からクマに悩んでいる方でも、クマ取り治療の効果は十分得られるでしょう。

クマ取りのダウンタイム｜経過は？

クマ取り治療のダウンタイムについてお伝えします。

▼施術方法別のダウンタイム

クマ取りの中でもダウンタイムが気になる目の下の脂肪取りは、腫れ・痛み・赤みなどの症状が目立つ期間が1週間程度。

内出血がでた場合は、1〜2週間程度のダウンタイム期間が必要となります。

とはいえファンデーションとマスクでカバーできる場合がほとんどなので、大抵の仕事や予定はこなせるのではないでしょうか。

シミ取りレーザーをした場合は、術後から2週間程度テープを貼って過ごす必要がありますので、人によっては気になるかもしれません。

術後の状態は？

クマ取り脱脂術の術後の状態は、腫れ・痛み・内出血・目の充血などがみられます。

また、傷が回復する過程で目やにが多く出る方も。

再生注射も同様に腫れ・痛み・軽い内出血が出る可能性があります。

いずれも1週間ほどでほとんど回復しますので、ご安心ください。

目の下が痛い？

クマ取り後のダウンタイムで、目の下が痛いと感じることはあります。

とくにクマ取り脱脂術ではまぶたの裏側を切開するため、目線を動かしたり目を圧迫したりすると、鈍い痛みやゴロゴロ感を感じやすいからです。

血の涙がでる？

クマ取り脱脂術のあとは、わずかに血の混じった涙がでることがあります。

治療直後は脱脂した部分から出血しやすく、まれに鼻腔を通って鼻血として出てくることも。

概ね2〜3日でおさまるので問題ありませんが、就寝時は枕が汚れないようカバーしておくと安心ですね。

【Q&A】クマ取りのよくある質問

クマ取り治療に関する質問に回答していきます。

目の下の脱脂術の10年後は？

クマ取り脱脂術を行ったあとは眼窩脂肪の量が確実に減っているので、取った脂肪が10年後に復活してクマが再発するということはありません。

しかし、老化が進んで内部の眼窩脂肪が再び突出したり、皮膚がたるんだり、別の原因によって青クマや茶クマが表れる可能性は十分あります。

老化をくいとめることはできないので、キレイな状態を保つならその都度施術してメンテナンスすることが大切です。

脱脂術後は、再生注射や脂肪注入・目周りのハイフもおすすめです。

マッサージでクマは取れる？

マッサージでクマのお手入れをする場合は、血行不良が原因の青クマのみ有効です。

目のまわりはとくに皮膚が薄くデリケートで、外部刺激を受けやすい部分。

場合によっては、マッサージの刺激で茶クマやシワ・たるみを引き起こす可能性がありますので、クマ解消のセルフマッサージはできるだけ避けましょう。

お悩みの方は、クリニックへご相談ください。

ダウンタイムなしの方法はある？

クマ取り治療でダウンタイムなしの方法を希望される方は、レーザートーニングがおすすめです。

これは茶クマの方に限ります。

レーザートーニングは治療回数がかかるのがデメリットですが、ダウンタイムがほとんどなく、日常に影響する可能性は少ないでしょう。

コンタクトはいつから？

クマ取り後のコンタクトは、1週間後からOKです。

感染症予防の目的と、直後は目がゴロゴロして違和感を感じやすいため、使用を控えていただいています。

普段コンタクトで視力矯正をしている方は、術後からメガネが必要になりますので予めご準備ください。

1週間が過ぎても違和感が消えない場合は、しばらくメガネで様子をみるのがおすすめです。

まとめ

クマ取り治療について、解説いたしました。

今回お伝えした内容をもう一度確認しましょう。

クマはさまざまな原因から引き起こされることが多く、原因に沿った施術方法を選ばなければ、期待した効果が得られないこともあります。

まずは自分のクマの種類を判別することが重要です。

自分ではわからない方、治療が必要なのか悩んでいる方、正確なクマ診断をしてほしいと思った方は、気になったクリニックへ相談してみませんか？

クマを解消して、若々しくすっきりとした目元を目指しましょう。