患者様によっては大きなコンプレックスを抱くこともあるほくろ。
そんな方は、適切な『ほくろ除去』ですっきりと取り除くことがおすすめです。
ほくろ除去の手術方法とは
メラニン活性によってできるほくろは紫外線や生活習慣、ストレスなど様々な原因から発生します。
ほくろとの見分けが難しい悪性黒色腫の可能性もあるため、異変を感じた場合は早めにクリニックで除去することがおすすめです。
位置や大きさ・根の深さなどのタイプによって、様々な方法から選択できます。
ここでは主な3つの施術方法をメリットともにご紹介します。
レーザー
▼ほくろ除去・レーザーのメリット
- 小さくて平らなほくろに適している
- 短時間で痛み・出血がほとんどない
- 比較的跡が残りにくい
ほくろ除去で最も手軽なのが炭酸ガスレーザーです。
炭酸ガスレーザーは組織の水分を蒸発させることで破壊し、ほくろを表面から削り取る方法。
根深いほくろを完全に取り除くことは難しいですが、ほとんどの場合1回で除去でき、仕上がりの美しさと回復の早さに優れています。
顔にできた小さめのほくろや、複数のほくろを取りたい方におすすめです。
切開
▼ほくろ除去・切開のメリット
- 大きなほくろや根深いほくろが取れる
- 再発する可能性が少ない
- 時間が経つと縫合した跡がなじむ
ある程度大きいほくろや根深いほくろの場合は、切開がおすすめです。
レーザーや電気メスは組織が残る場合もありますが、切開はメスでほくろを周辺組織ごと切除するため、奥までしっかり除去でき再発の心配が少ない方法。
抜糸直後は縫合線が目立ちやすいですが、時間経過とともに細く白い線となり周辺のシワに自然になじみます。
電気メス
▼ほくろ除去・電気メスのメリット
- 短時間の施術1回でほぼ切除できる
- 跡が残らず仕上がりが綺麗
- 施術時の出血が少ない
高周波を使った電気メスは、熱を利用してほくろの水分を気化させることで除去する方法です。
施術後は一旦患部が凹み、肌の再生力によって徐々に平らな状態に仕上がります。
電気メスのほくろ除去は小さめのほくろに最適で、盛り上がっているほくろも大きすぎなければ施術可能。
場合によっては凹みが治らなかったり色素沈着を起こす可能性もありますので、治療方法が適切かどうか見極めることが大切です。
ほくろ除去のメリット&デメリットまとめ
ほくろ除去のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
①コンプレックスの悩み解消 ②若々しくなった ③顔の印象が垢抜けた ④メイク時間が短くなった ⑤日常生活が楽になった |
①跡が消えない? ②痛い? ③白く盛り上がる? |
ほくろ除去は手軽にイメージチェンジできる人気の施術です。患者様の状況によって適切な施術が異なるため、まずは診察だけでもご相談ください。
ほくろ除去のメリット
①コンプレックスの悩み解消
ほくろをコンプレックスに感じている方は、ほくろ除去施術を早めに受けることがおすすめです。
悩みのタネを取り除き解消することで、気持ちが明るくなったり自信を取り戻す患者様もいます。
②若々しくなった
顔のほくろ除去は、若々しい印象になる効果が期待できます。
年齢を重ねて増えたほくろを除去すると、肌が綺麗に見え全体的にトーンアップする作用もあります。
③顔の印象があか抜けた
ほくろ除去はあか抜けも叶うと人気です。
顔の目立つほくろを除去すると印象がすっきりして、洗練されたイメージに変化します。
④メイク時間が短くなった
ほくろ除去後はファンデーションやコンシーラーでほくろを隠す必要がないため、患者様によってはメイク時間が短くなります。
すっぴんやナチュラルメイクでも抵抗が少なくなり、自分の肌に自信がもてたという方も多いです。
⑤ 日常生活が楽になった
着替えのたびにほくろが引っかかったりまぶたのほくろで視界が遮られるなど、ほくろによる日常生活の悩みを抱えている方もいるでしょう。
そのような患者様は、ほくろ除去すると生活の質が向上するメリットも得られます。
ほくろ除去のデメリット
①跡が消えない?
ほくろ除去の施術方法によっては、傷跡が消えずに残ってしまうリスクがあります。
とくに切開は仕上がりを考慮してほくろの2〜4倍程度の切開が必要なため、施術直後は細長い縫い跡が目立ちます。
ただし施術から半年程度経過すると赤みがかった部分が白く変化するため、徐々に肌になじみ表情じわの一部になります。
ほくろ除去は少し傷は残りますが、除去前よりは格段に綺麗になるので満足度は高いです。
②痛い?
ほくろ除去は麻酔を使用するため、患者様が実際に痛いと感じることはほとんどありません。
施術後は傷口がふさがるまで数日〜1週間程度軽度の症状がでる可能性はありますが、長期間痛むことはないのでご安心ください。
③白く盛り上がる?
ほくろ除去後は傷跡が完治するまでに、途中で「肥厚性瘢痕」といって白く盛り上がる場合があります。
肥厚性瘢痕は時間経過とともに平らになりますが、気になる場合は再度レーザーや電気メスで表面を削ることも可能です。
ほくろ除去の値段
一般的なほくろ除去の相場は以下の通りです。
メニュー | サイズ | 値段(税込) |
---|---|---|
CO2炭酸ガスレーザー | 1個1mm以下 | 11,000円 |
ほくろのタイプや大きさ、位置によって施術できない可能性もあります。ご自身で判断するのは難しいため、迷っている方は気軽にカウンセリングをお受けください。
保険適応の場合は?
ほくろ除去は基本的に自由診療のため全額自己負担ですが、生活に支障をきたすと判断される場合に限り保険適応されます。
- 瞼のほくろでまばたきしにくい
- 身体を洗う際に引っかかる
- 眼鏡が当たる
- 悪性の疑いがある
このような状況の患者様は保険が適応され、ほくろ除去の費用を抑えられます。
ほくろ除去の副作用・ダウンタイム|どのくらい続く?
治療時間 | サイズや数によって異なる |
---|---|
治療間隔 | 基本的には1回で除去 |
ダウンタイム | 1週間程度 |
副作用 | 赤み、凹み、痛み、傷跡 ほくろの再発や膨らみ |
治療できない人 | 妊娠中・授乳中の方 ほくろの状態によっては適用外 |
洗顔・シャワー | 当日は濡らさない |
メイク | 施術箇所は傷がふさがってから |
入浴・運動・飲酒 | 当日から ※施術箇所は濡らさない |
ダウンタイム中はテープ保護が必要です。その後は紫外線対策を徹底し2〜3ヶ月程度経過観察をしてください。
テープはいつまで貼るの?
ほくろ除去後のテープ保護はいつまで貼るべきか気になる方も多いですが、多くの場合は1週間程度貼るようにお願いしています。
施術後の肌は皮膚の表面が削れて露出した状態です。
そのままでは紫外線をダイレクトに浴びてしまうため、テープで保護して早めの回復を促しましょう。
ダウンタイムなしの方法は?
炭酸ガスレーザーは、ダウンタイムなしのほくろ除去を望んでいる方におすすめ。
周辺の皮膚へ過度なダメージが少ないため、比較的ダウンタイムが短い施術方法です。
ケロイド(傷跡)の可能性が?
ほくろ除去は体質や施術箇所によってまれにケロイドになる可能性があり、ケロイド体質の患者様には施術を提供できないことがあります。
アレルギー性の強い炎症やミミズ腫れのように赤く腫れ上がる場合もあるため、心配な方はあらかじめご相談ください。
色素沈着が起こる?
ほくろ除去後は色素沈着する可能性があります。
ほとんどの場合が完治する過程での一時的な反応ですが、まれに消えるまでに数年かかる患者様も。
紫外線による影響が大きいので、色素沈着させないためにも日焼け止めの使用をおすすめします。
ほくろ除去は自分でできる?
ほくろは通常クリニックでの除去が一般的ですが、市販のほくろ除去クリームやレーザーペンを使うことで自分で取り除く方もいます。
レーザーペンは市販のペン型マシンでレーザーを当て、ほくろを焼いて取り除きます。
これらは危険なセルフケア方法のため、万が一の場合すべて自己責任となります。
セルフは凹みが治らない可能性も
セルフのほくろ除去はほくろだけでなく周辺組織にも損傷を与える可能性が高く大変危険です。
凹みが治らなかったりケロイド状態になってしまうなど、重大な肌トラブルが起きることも考えられます。
手軽さや安さだけでほくろ除去クリームやレーザーペンを使用することはリスクが大きいため、クリニックへ相談し安全に除去しましょう。
ひどい傷跡になった被害報告も多く悪性かどうかの判断もできません。セルフのほくろ除去は絶対にお控えください。
【Q&A】ほくろ除去のよくある質問
ほくろ除去についての質問をご紹介します。
まとめ
ほくろのコンプレックスで悩んでいる方にとって、ほくろ除去は費用対効果の高い優れたメニューです。
施術後の色素沈着や跡を残さないためにも、自分にとって最適な方法で除去しましょう。
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クリニック情報 | |
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電話番号 | 06-6743-4652 |
住所 | 大阪府大阪市北区茶屋町15-8 茶屋町ビル2階 |
営業時間 | 平日・休日10:00〜17:00 |